不登校=甘え?その誤解が子どもを苦しめる。
はじめに
「甘え」じゃない。不登校は心のSOS。
「学校に行かないなんて甘えでしょ」
「そんなことで休んでたら、この先どうするの?」
こんな言葉を、子どもたちは想像以上に何度も聞いています。
でも本当にそうでしょうか?
不登校は、怠けや逃げではありません。
それは「もう無理だよ」という心の限界のサインであり、子どもなりに精一杯出しているSOSです。
表に見えるのは「行けない」という行動だけ。でも、そこに至るまでにどれだけの葛藤や我慢があったか――それを見落としてはいけません。
「甘え」というレッテルが、子どもを二重に傷つける
学校に行けないこと自体、子どもにとっては大きな苦しみです。
「自分だけがダメなんじゃないか」「みんな頑張っているのに」と自分を責めています。
そんな状態の中で、「甘えてる」「逃げてる」といった言葉を投げかけられると、
子どもは二重に傷つき、さらに自信を失ってしまいます。
それは、“学校に行けない”という状態よりももっと深い傷になります。
心を閉ざし、誰にも相談できなくなる子も少なくありません。
本当の「甘え」は、信頼関係があるからこそできること
そもそも「甘え」とは、悪いものではありません。
本来は、「この人なら受け止めてくれる」という信頼があるからこそできる行動です。
子どもが誰かに頼ったり、弱さを見せたりするのは、信じているからこそ。
それを「甘え」と否定するのではなく、「助けて」と言える強さとして受け止めてあげたいのです。
安心できる居場所で、子どもは変わっていく
私が運営する「オルタナティブスクールMIRAI」や「フリースクールこうぇる」には、
「学校に行けない=ダメな自分」と思い込んでいた子どもたちが多く通っています。
でも、安心できる環境の中で少しずつ自分を取り戻し、笑顔を見せたり、興味を持てることに出会ったりする姿を、何度も見てきました。
子どもは、安心できる居場所があれば、自分のペースで必ず前に進めます。
必要なのは、“学校に戻すこと”ではなく、“その子がその子らしく生きられる場所”なのです。
親や地域の大人たちへ
子どもが不登校になったとき、
それは“問題”ではなく、“メッセージ”です。
大人がすべきことは、その声なき声に気づき、受け止めること。
「甘え」で片づけてしまえば、子どもは心を閉ざします。
でも「何があったの?」「どうしたら楽になる?」と対話を重ねる姿勢があれば、子どもは少しずつ自分を信じられるようになります。
その一歩が、未来を変える
不登校は「終わり」ではなく、「始まり」です。
違う道を歩き始めるきっかけかもしれないし、自分らしさに出会う入口かもしれない。
「不登校=甘え」なんて、もう言わせない。
そんな社会に、私たち大人がしていきましょう。
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ご連絡ください! こうぇる& MIRAI は安心安全は居場所です!
自分に合った場所で、自分らしく生きるために
もし、今の学校が合わないなら、別の学び方・別の居場所を探してもいいんです。
それが「逃げ」なんかじゃなく、新しい一歩です。
私たちが運営している
【フリースクールこうぇる】や【オルタナティブスクールMIRAI】には、
そんな子どもたちが日々集まり、それぞれのペースで過ごしています。
「学校に戻ること」を目的にしていないからこそ、
安心して過ごせる時間があり、自分の気持ちに正直になれる場所です。
学習も、友だちづくりも、体験活動も、
押しつけられるのではなく、自分で選ぶことができます。
そして、「やってみよう」という気持ちを、周りの大人たちが一緒に育てていきます。
一人で悩まず、まずは話してみませんか?
「うちの子も行っていいのかな?」
「どんな雰囲気なのか見てみたい」
そんな気持ちでも大歓迎です。
子ども自身の不安も、保護者の葛藤も、全部ひっくるめて受けとめます。
まずは見学・相談からでも大丈夫。
一歩を踏み出したその先に、新しい世界が広がっています。
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発達療育が強み フリースクールこうぇる
高崎市鼻高町50番地14
高崎市、安中市、富岡市の方は、こちら❗️ *埼玉県からのご利用者さんもいます。
夢を叶える学校 オルタナティブスクール MIRAI
高崎市棟高町610番地3
活動の様子:https://ameblo.jp/miraigroup2021/
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