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”学校に行かせる”より大事なこと

“学校に行かせる”より大事なこと」

はじめに

「どうにかして学校に行かせたいんです…」

これまで、何人もの保護者からそう相談されてきました。
でも、ボクはそのたびに、こう問い直すようにしています。

「それって、本当に“お子さんのため”ですか?」

もちろん、親として、学校に行ってほしい気持ちはよくわかります。
集団生活を通じて社会性を育んでほしい。
勉強についていけなくなるのが不安。
将来の選択肢を減らしたくない。
そう思うのは自然なことです。

でも――。

本当に大切なのは、「学校に行くこと」よりも、「安心して生きられる場所があること」じゃないでしょうか。

 

学校が「合わない」子もいる

ボク自身、19年間の教員生活で、
毎年数人は「学校という仕組み」にフィットしない子どもたちと出会ってきました。

・朝起きるだけで気持ちが重くなる
・教室に入ると呼吸が浅くなる
・友達は嫌いじゃないけど、空気がつらい

そんな彼らに共通するのは、「怠けている」わけではないということ。
むしろ、ものすごく敏感で、まじめで、周囲に気を遣いすぎて疲弊してしまうタイプの子が多かったです。

 

「行かせること」が目的になっていないか?

学校に行かせようとするあまり、

・叱る
・無理やり引っ張り出す
・「甘えないで」と突き放す

こうしたアプローチになってしまうことがあります。

でも、それでは、子どもとの信頼関係が壊れてしまいます。

子どもは、心を閉ざします。
「自分はダメな人間なんだ」と思い込んでしまいます。

これでは、余計に回復までに長い時間がかかります。

 

大事なのは、「今ここ」で安心できること

学校に行けていなくても、笑っている。
学びを止めず、自分らしく過ごしている。
そんな場所があるだけで、子どもたちは変わります。

ボクが運営しているオルタナティブスクールMIRAIフリースクールこうぇるには、
そうした子どもたちがたくさんいます。

そして、時間をかけて自分を取り戻し、やがて「自分の足で人生を歩き出す力」をつけていきます。

 

「通う場所」よりも「信じる関係」

子どもが元気を取り戻すのは、場所の問題じゃない。
一番大きいのは、「自分を認めてくれる大人」との出会いです。

「あなたのままでいい」
「無理しなくていいよ」
「君のタイミングでいいからね」

そう言ってくれる人がいること。
それこそが、回復の第一歩です。

 

学校に行かなくても大丈夫。人生は続く

いま、「学校に行けない」ことを不安に思っている保護者の方へ。

どうか焦らないでください。
子どもの未来は、決して“今の不登校”で決まるものではありません。

むしろ、ここでどう関わるかが大切なんです。

「学校に行かせる」ことに囚われすぎず、
「子どもと心を通わせる」ことを、ぜひ優先してほしいと思います。

人生は、学校がすべてじゃない。
だけど、信じてくれる大人がいるかどうかは、すべてかもしれない。

そんな想いで、これからも子どもたちと向き合っていきます。

 

ご連絡ください! こうぇる& MIRAI は安心安全な居場所です!

もし、今この記事を読んでいるあなたが「不登校の子を抱える保護者」だったり、
「学校に行けないことで悩んでいる本人」だったなら――

どうか、一人で抱え込まないでください。僕たちは、“共に歩む”ことができる大人”です。

発達療育が強み フリースクールこうぇる

高崎市鼻高町50番地14

高崎市、安中市、富岡市の方は、こちら❗️ *埼玉県からのご利用者さんもいます。

お問合せ方法
お電話 090-8741-3071
メールの方は
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夢を叶える学校 オルタナティブスクール MIRAI

高崎市棟高町610番地3

活動の様子:https://ameblo.jp/miraigroup2021/

高崎市、前橋市、渋川市、吉岡町、榛東村の方は、こちら❗️

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お電話 090-8741-3071
メールの方は small.school.mirai@gmail.com

 

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