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学校と保護者も対立しちゃダメ!

学校と保護者も対立しちゃダメ!

はじめに:「敵」をつくっても、子どもは育たない

僕は19年間、中学校教員として現場に立ち、今はフリースクール・オルタナティブスクールを運営しています。

どちらの立場からも、子どもを真ん中にしたときに何が起きているかを見てきました。

そして今、強く思うのは――

「学校と保護者が対立してしまうと、子どもが一番苦しむ」ということです。

 

学校も、保護者も、どちらも子どもの“味方”のはずなのに…

学校の先生たちは、日々ものすごい熱量で子どもと向き合っています。

時間外の労働、部活動、家庭訪問、面談、トラブル対応…それでも「子どもたちのために」と懸命に頑張っています。

一方で保護者も、我が子を守るために真剣です。
不安や怒り、戸惑いを抱えながらも、「どうにかしたい」と思って声を上げている。

どちらも“子どもを想って”動いているのに、対立が生まれてしまう。

これは、とてももったいないことだと思っています。

 

立場が違えば、見える景色も違う

たとえば、学校の中から見ると「保護者がクレーマーに見える」ことがあるかもしれません。
反対に、家庭からは「学校は聞く耳を持たない組織」に見えることもあるでしょう。

でも実際には、それぞれが見えている“現実”が違うだけなんです。

違いを否定し合うのではなく、
「そう見えてるんですね」と認め合うところから対話が始まる。

その姿勢が、子どもにとって何よりの安心材料になります。

 

子どもの前で“大人が揉めてる姿”を見せないこと

これはボク自身が教員時代に学んだ、大切な教訓の一つです。

「学校と親が揉めている姿を、子どもは見抜いています。そして、傷ついています。」

大人が自分の正しさを主張しすぎると、
子どもは“どちらに味方すればいいのか”を悩み、板挟みになります。

だからこそ、学校と保護者が“同じ方向を見ている”という姿勢が何より大事なんです。

 

「学校だけじゃない選択肢」を大人が理解することも大切

学校が合わない子どもがいることは、現場にいたボクが誰よりも感じてきたことです。

そんな時に必要なのは、「どちらが悪い」ではなく、「別の道を一緒に考える」という姿勢です。

その選択肢の一つが、オルタナティブスクールやフリースクールです。

逃げ場ではなく、「その子に合った居場所」。
我慢を教える場所ではなく、「自分を取り戻せる場所」。

保護者も学校の先生も、こうした場所の存在を正しく知り、
“共通のゴール”として子どもの幸せを見据えることができれば、子どもはもっと自由に育っていけるはずです。

 

対話の土台は「信頼」と「共育(ともいく)」の視点

ボクはこれからの教育に必要なのは、「共育(ともいく)」の発想だと思っています。
学校と保護者が手を取り合い、互いに学び合いながら、子どもを育てていく。

学校が保護者の声を聴き、保護者が先生の苦労を知り、
そこに信頼の橋がかかれば、子どもはもっとのびのびと育っていける。

そしてその橋の先に、「学校以外の学び」もある。

「教育の多様性を大人たちが共に支える社会」を目指していきたいと思っています。

 

おわりに:「大人たちが仲間であること」が最大の教育環境

学校も、保護者も、先生も、民間も、
みんなが「子どもの未来」のために動いている。

だったら、敵になんてならなくていい。
手を取り合って、ともに育てていけばいい。

学校と保護者が味方になったとき、
そして、フリースクールのような第三の場も理解と協力のもとにあるとき、
子どもの人生は、大きく開かれていくと信じています。

 

ご連絡ください! こうぇる& MIRAI は安心安全な居場所です!

もし、今この記事を読んでいるあなたが「不登校の子を抱える保護者」だったり、
「学校に行けないことで悩んでいる本人」だったなら――

どうか、一人で抱え込まないでください。僕たちは、“共に歩む”ことができる大人”です。

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