学校とフリースクールが連携するってどういうこと?
はじめに
「フリースクールと学校って対立関係でしょ?」
そんなふうに誤解されがちですが、実は学校とフリースクールが連携できる可能性はたくさんあります。むしろ、今の社会には“連携”という視点が不可欠 だと感じています。
学校だけでは届かない子どもたちがいる
長年、学校現場に身を置いていたからこそ痛感しています。
どれだけ丁寧に関わっても、「学校という枠の中」ではどうしても届かない子どもたちがいるという現実。
それは学校が悪いのではなく、“合わない子もいる”という当たり前の事実なんです。
だからこそ、フリースクールのような「もうひとつの居場所」が必要なのです。
フリースクールは“敵”じゃない。“味方”になれる。
「学校に戻すために通わせるのがフリースクール」と思っている方もいますが、それも一部の誤解です。
フリースクールは、子どもが “今、安心して過ごせる場” として機能しています。
その中で、少しずつ自信を取り戻し、結果的に学校に戻る子もいます。
でも、戻らなくてもいい。元気になって、自分の人生を歩んでいければそれでいい。
フリースクールと学校が対立するのではなく、お互いの「できること」「できないこと」を補い合える関係 になれたら、それは子どもにとって本当に大きな支えになります。
連携の具体的な形
では、実際にどんな連携があるのか。いくつか例を挙げてみます。
情報の共有:担任の先生とフリースクール側が、子どもの様子を定期的に共有する。
登校扱いの認定:フリースクールの活動を出席扱いにする制度(学校長の裁量により可能)。
進路支援の連携:高校進学や将来の選択に向けて、双方で子どもを支える。
家庭との連携強化:学校では言えないことをフリースクールで聞き取り、学校へ伝える橋渡し役になる。
教育のゴールって何だろう?
「学校に戻すこと」ではなく、「その子が幸せに生きていけること」。
そのためには学校も、フリースクールも、家庭も、地域も、それぞれの立場でできることを出し合い、子どもを真ん中にして考えることが大切です。
おわりに
今、学校という一つの道だけでは支えきれない子どもたちが増えています。
だからこそ、「学校か、フリースクールか」ではなく、「学校とフリースクールが共に手を取り合う」という視点が、これからの時代には必要だと強く思います。
子どもにとって一番大切なのは、安心して自分らしく生きられる場所があること。
その実現のために、連携の輪をもっと広げていきましょう。
————————————————————
ご連絡ください! こうぇる& MIRAI は安心安全は居場所です!
自分に合った場所で、自分らしく生きるために
もし、今の学校が合わないなら、別の学び方・別の居場所を探してもいいんです。
それが「逃げ」なんかじゃなく、新しい一歩です。
私たちが運営している
【フリースクールこうぇる】や【オルタナティブスクールMIRAI】には、
そんな子どもたちが日々集まり、それぞれのペースで過ごしています。
「学校に戻ること」を目的にしていないからこそ、
安心して過ごせる時間があり、自分の気持ちに正直になれる場所です。
学習も、友だちづくりも、体験活動も、
押しつけられるのではなく、自分で選ぶことができます。
そして、「やってみよう」という気持ちを、周りの大人たちが一緒に育てていきます。
一人で悩まず、まずは話してみませんか?
「うちの子も行っていいのかな?」
「どんな雰囲気なのか見てみたい」
そんな気持ちでも大歓迎です。
子ども自身の不安も、保護者の葛藤も、全部ひっくるめて受けとめます。
まずは見学・相談からでも大丈夫。
一歩を踏み出したその先に、新しい世界が広がっています。
———-
発達療育が強み フリースクールこうぇる
高崎市鼻高町50番地14
高崎市、安中市、富岡市の方は、こちら❗️ *埼玉県からのご利用者さんもいます。
夢を叶える学校 オルタナティブスクール MIRAI
高崎市棟高町610番地3
活動の様子:https://ameblo.jp/miraigroup2021/
高崎市、前橋市、渋川市、吉岡町、榛東村の方は、こちら❗️
メールの方は
こちら