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夏休み明け、学校に足が向かない子たち(保護者の方)へ

夏休み明け、学校に足が向かない子たちへ

夏の終わりに、立ち止まっているあなたへ

夏休みが終わるころ、胸の奥がざわざわして、気持ちが重たくなる子がいます。
朝が来ても体が動かず、制服に手が伸びない。

「どうして行けないの?」と聞かれても、自分でもうまく言葉にできない。

そんなあなたへ、まず伝えたい。
「行けないことは、悪いことじゃない。」
「行かない」ではなく「行けない」とき、そこには理由がある。

その理由を、誰よりも自分自身が受けとめてあげることが、大切な一歩になります。

 

学校がすべてじゃない。

でも、未来はあなたのもの。

学校に行けないことで、自分がダメになったような気がしていないかな?

でも、それはちがう。

今のあなたは、「生きようとしている」真っ只中。

心や体が「限界だよ」「ちょっと休もうよ」と、声をあげてくれているだけ。
それは「逃げ」じゃない。むしろ、自分を守ろうとしている強さです。

 

誰にも言えない気持ちを、言葉にできなくても大丈夫。

「わかってほしいけど、どう伝えればいいかわからない」
「なんでこんなに苦しいのか、自分でもわからない」

そんなときは、わからないままでいいんです。

言葉にならない想いを抱えている子どもたちに、
私たちはこう伝えたい。

「そのままで、来ていいよ。」

安心できる場所に、ちゃんとあなたの居場所はある。
無理に元気にならなくてもいい。笑わなくてもいい。
ただ、あなたがそこにいてくれることが、何より大事。

 

自分のペースで、歩き出せる日がきっと来る。

人と比べなくていい。

昨日まで歩けなかった道を、今日は一歩進めたなら、それが宝物。
休むことも立ち止まることも、すべては未来へ続く力になります。

そして、もしどこかで「もう一度、歩きたい」と思えたら、
そのときは、あなたのペースで歩き出せばいい。

 

最後に

今つらいと思っている子たちへ。

あなたは、あなたのままで大丈夫。
あなたの代わりは、どこにもいないから。

どうか、自分を責めすぎないで。
そして、大人たちも、焦らずに、責めずに、ただそばにいてあげてください。

未来は、まだ何色にも染まっていないキャンバス。
その一筆目を、自分の気持ちで描ける日が、きっと来ます。

 

保護者の方へ

夏休みが終わりました…

夏休みが終わると、再び「学校」という現実がやってきます。

しかし、子どもがなかなか足を向けられない姿に、焦りや戸惑い、心配を抱えている親御さんも少なくないでしょう。

「また朝から布団から出られない」
「友だちと会うのが不安だと言って泣き出す」
「もう行けると思っていたのに…」

そんな姿を目の前にして、親として「どうすればいいのか分からない」と感じるのは、ごく自然なことです。

でも、まずお伝えしたいのは、「あなたの不安や悩みも、ひとりで抱え込まなくていい」ということ。

 

子どもが「動けない」とき、見えない葛藤がある

大人の目には「サボっている」「甘えている」と映ってしまう行動の裏には、
子どもなりの“全力の葛藤”があることがほとんどです。

学校に行けないことは、親として責任を感じてしまいやすいですが、
誰かのせいではありません。

そして、何かをすればすぐに解決する問題でもありません。
だからこそ、「行けた・行けなかった」だけで子どもの価値を決めないであげてほしいのです。

 

親にできることは、「解決」ではなく「伴走」

子どもの気持ちは日々揺れ動きます。

昨日は「行く」と言っていたのに、今日は涙を流す。
でも、それも自然なこと。

親にできる最大のサポートは、「その揺らぎごと受け止めること」です。

寄り添いながら、焦らず、待つ。

無理に学校へ戻すことよりも、子どもが「自分を大切にしてくれている」と感じられる関係性が、次の一歩を支える土台になります。

 

一緒に悩める大人がいるという安心感

私たちのようなフリースクールやオルタナティブな居場所も、
そんな家庭の不安や子どもの揺らぎに寄り添う存在でありたいと願っています。

「ここなら通えるかもしれない」
「ここなら、ちょっと話してみようかな」

そんなきっかけをつくる場所が、地域に一つでも多くあることが、
子どもと保護者、両方の安心につながります。

どうか、「学校に行けない=終わり」ではなく、
「ここからが本当のスタート」だと考えてみてください。

 

最後に

子どもは、あなたが思っている以上に、日々たくさんのことを感じ、考えています。
そして、あなた自身も、今日まで一生懸命向き合ってきたはずです。

だからこそ、こう伝えさせてください。

「よくがんばっていますね。」
「親として悩み続けるあなたも、十分に素晴らしい存在です。」

子どもにも、親にも、優しい社会でありますように。
そして、どの子にも、自分らしく歩ける未来がありますように。

 

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ご連絡ください! こうぇる& MIRAI は安心安全は居場所です!

自分に合った場所で、自分らしく生きるために

もし、今の学校が合わないなら、別の学び方・別の居場所を探してもいいんです。
それが「逃げ」なんかじゃなく、新しい一歩です。

私たちが運営している
【フリースクールこうぇる】や【オルタナティブスクールMIRAI】には、
そんな子どもたちが日々集まり、それぞれのペースで過ごしています。

「学校に戻ること」を目的にしていないからこそ、
安心して過ごせる時間があり、自分の気持ちに正直になれる場所です。

学習も、友だちづくりも、体験活動も、
押しつけられるのではなく、自分で選ぶことができます。
そして、「やってみよう」という気持ちを、周りの大人たちが一緒に育てていきます。

一人で悩まず、まずは話してみませんか?

「うちの子も行っていいのかな?」
「どんな雰囲気なのか見てみたい」

そんな気持ちでも大歓迎です。

子ども自身の不安も、保護者の葛藤も、全部ひっくるめて受けとめます。
まずは見学・相談からでも大丈夫。

一歩を踏み出したその先に、新しい世界が広がっています。

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発達療育が強み フリースクールこうぇる

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高崎市、安中市、富岡市の方は、こちら❗️ *埼玉県からのご利用者さんもいます。

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