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勉強についていけない中学生の息子。どう関わればいい?

けんご先生のお悩み相談室
「勉強についていけない中学生の息子。どう関わればいい?」

 

こんにちは、けんご先生です。

今日はあるお母さんから届いた、こんなお悩みをご紹介します。

 

📩 ご相談内容

 

息子のことで相談です。

小2の三学期から授業を受けておらず、九九も覚えきれていません。

今は中学生になり、授業は受けているようですが「全然わからない」と言っています。

小3のドリルを買って一緒にやり始めたのですが、分数の問題になると「教えられたくない、自分で解きたい」と言ってきて、でも結局解けず、「もう今日はやらない!」と機嫌を損ねて終わってしまいます…。

少しは勉強しなきゃという気持ちもあるようですが、「今さら追いつけないからやらなくていい」とも言っていて…。

努力もしないで諦めるのは早すぎる!って伝えてるんですが、どう関わればいいでしょうか?

 

🧭 けんご先生からアドバイス

まず、このお子さんは「わからない自分」とどう向き合えばいいか 、その戸惑いの中にいるように感じます。

「勉強したい気持ち」と「できない自分への悔しさ」

「教わりたくないプライド」と「でもわかりたい本音」

このジレンマを抱えて、心が揺れているんですね。

だからこそ、次の3つを意識して関わってみてください。

 

① 「わからない」を責めず、肯定する

中学生にもなると、「できない自分」を人に見せるのは恥ずかしい。
とくに周りと比べて遅れている自覚がある子は、なおさらです。

ここで大切なのは、「わからないって言えるのは勇気あることなんだよ」と、安心できる言葉をかけてあげること。

叱ったり、「だから言ったでしょ」と言うのではなく、
「大丈夫。ゆっくりでいいから、一緒にやっていこう」と。

 

② 「今さら」なんてことは、絶対にない!

彼が「今さらもう遅い」と言っているのは、諦めではなく自己防衛です。

「がんばっても無理だったらどうしよう」――そんな不安の裏返し。

だからこそ、「やるのが遅かったんじゃなくて、今“始めた”ことがすごいんだよ」と伝えてください。

実際、大人になってから九九や分数を学び直している人だっています。
「リカレント教育」っていう立派な学び直しのスタイルもあるんです。

 

③ 勉強は“教える”より“一緒に考える”

「やりなさい」「こうやるの!」ではなく、
「これどう思う?一緒に考えよう」「お母さんも忘れてたな〜」くらいの距離感が◎。

勉強を“課題”ではなく“共有の時間”に変えることが、心のブロックを溶かします。

 

🌱 最後に伝えたいこと

勉強って、「知識の量」じゃなくて、「一歩踏み出す勇気」なんです。

「わからない」と言える勇気。
「助けて」と言える勇気。
そして、「もう一度やってみよう」と思える勇気。

この子の中に、その芽はもうちゃんとあります。
あとは、信じて見守る大人がそばにいるだけでいい。

「できなくていい。一緒にやろう。」

そんな言葉を、どうか忘れないでくださいね。

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